電気・ガスの比較サイト一覧
怪しい?電話は来る?
4つのタイプで違いをまとめました

この記事の結論

Q. 電気・ガスの比較サイトは怪しい?
A. 多くは紹介料で運営される、無料のサービスです。
比べられるのは提携先が中心で、中立とは限らないようです。
Q. 比較サイトを使うと、電話は来る?
A. タイプによって違います。
タイプ1は問い合わせがフォーム中心で、タイプ2〜4は電話でやりとりする場合が多いようです。
Q. 一人暮らしはどれを使う?
A. 自分のペースで比べたい場合は、タイプ1が使いやすいようです。
引越しの手続きをまとめたい場合はタイプ4が候補になります。

電気やガスを見直そうと調べて、「比較サイトって怪しくない?」「申し込んだら電話が来る?」と気になったことはありませんか。

この記事では、比較サイト・相談サービスを4つのタイプに分けました。
お得さのランキングではなく、どこで申し込むか・電話が来るかで選ぶための一覧です。

📊 4つのタイプの違い

タイプ 代表例 どこで申し込むか 電話 向く人
1 比べて自分で申し込む エネチェンジ(ほかに価格.com・セレクトラ) 比較サイトのフォーム(提携先)か、電力会社の公式サイト 問い合わせはフォーム中心 自分のペースで比べたい人
2 電話で相談して決める 電気チョイス・ガスチョイス 取次の窓口を通して、提案された会社へ フォームで電話番号を入れる 説明を聞いてから決めたい人
3 一括見積もり エネピ(プロパンガス) 紹介されたプロパンガス会社 来ることがある プロパンガスの料金が気になる人
4 引越しの手続きの代行 電気の手続きサポートセンター オペレーターを通して、新居で使う会社へ 来る(フォームで同意する) 引越しの手続きをまとめたい人

各サービスの公式サイトの案内(2026年11月5日時点)をもとにまとめています

1. 比較サイトが無料で使える仕組み

比較サイトの多くは、紹介した人が契約したときに、電力会社やガス会社から紹介料を受け取るしくみで運営されているようです。
利用者が無料で使えるのは、このためです。

紹介料について公式サイトに書かれていること

  • エネピは、ガス会社向けのページで「顧客となった場合にのみご紹介料が発生」と案内しています
  • エネチェンジのサイトからそのまま申し込めるのは、エネチェンジと代理店契約を結んでいる電力会社です
  • 電気チョイスの運営会社は、業務内容を「電力・ガス会社へのお申し込み取次」としています

比べられるのは提携先が中心

会社の種類 比較サイトでの扱い
提携している会社 料金を比べて、サイトからそのまま申し込める
掲載の契約がない会社 各社が公表している料金を集めて載せている場合がある
載っていない会社 比較サイトでは比べられない

※ 掲載の契約がない会社の扱いは、価格.comの電気料金シミュレーション(powered by エネチェンジ)の注記にもとづいています

価格.comとエネチェンジの関係

価格.comの「新電力利用者向けの電気料金シミュレーション」は、ENECHANGE株式会社が運営するサービスだと、価格.comのページに書かれています。
キャンペーンの内容は、価格.comとエネチェンジで異なるそうです。

仕組みからわかること

  • 比較サイトのランキングは、提携先の中での並びの場合があります
  • 中立かどうかより、どの会社が比べられているかを見ておくと読み違えにくくなります
  • 載っていない会社は、その会社の公式サイトで料金を確かめられます

2. タイプ1 比べて自分で申し込む

比較サイトで料金を比べて、申し込みまで自分で進めるタイプです。
代表例はエネチェンジです。

エネチェンジの使い方

項目 エネチェンジ
どこで申し込むか 代理店契約のある電力会社はエネチェンジのサイトから。それ以外は電力会社のページへ進む
電話 問い合わせは用件別のフォーム(営業は平日10〜17時)。引越し当日の即日開通サービスは、専門スタッフが電話でサポート
切り替えまでの日数 電力会社に直接申し込んだ場合と同様
サポート 切り替えが終わるまで「でんきコンシェルジュ」が進み具合をサポート
特典 エネチェンジ限定の特典がある(条件あり)

価格.com・セレクトラ

価格.comとセレクトラも、料金を比べて申し込むタイプの比較サイトです。
このサイトとは提携していないため、名前の紹介だけにしています。

  • 価格.comの新電力利用者向けの電気料金シミュレーションは、ENECHANGE株式会社が運営しています
  • セレクトラは「中立な目線で」とうたう比較サイトです。会社のページには、コールセンター運営事業や不動産会社との提携も書かれています

タイプ1が向く人

  • 検針票を見ながら、画面で料金を比べたい人
  • 自分のタイミングで申し込みたい人
  • 比べたあと、電力会社の公式サイトで申し込んでもかまわない人

画面で比べながら、提携している電力会社にそのまま申し込みたい場合は、エネチェンジが使えます。

自分のペースで電力会社を比べたい場合は
エネチェンジ

エネチェンジは、電力・ガスの料金を比べられる比較サイトです。
提携している電力会社は、サイトからそのまま申し込めます。
エネチェンジ限定の特典がある場合もあります(条件あり)。

電力・ガスの比較サイト提携先はサイトで申し込める

※ 地域のすべての電力会社に申し込めるわけではありません。
最新の料金・条件は公式サイトでご確認ください

3. タイプ2 電話で相談して決める

フォームに連絡先や電気の情報を入れて、担当者とやりとりしながら切り替え先を決めるタイプです。
代表例は電気チョイスとガスチョイスです。

電気チョイスの流れ

  1. 電気の明細(検針票)を用意する
  2. フォームに名前・電話番号・供給地点番号などを入れる
  3. 希望に合った新電力から、電気料金の削減プランを無料で提案してもらう
項目 電気チョイス
運営 株式会社新生活ポータル
どこで申し込むか 電気チョイスを通して、提案された新電力へ
電話 フォームで電話番号を入れる。プライバシーポリシーに「お客様への電話連絡時」の記載がある
特典 キャッシュバックのキャンペーンがある(条件あり)

削減例の読み方

  • 電気チョイスのページの削減例は、東京エリア・60A・月1,500kWhの条件です
  • 「今までのご利用料金」は、2016年2月の地方電力会社の代表的なプランから算出されています
  • 一人暮らしの電気の使用量は月約200kWhが目安のため、削減例の金額はそのまま当てはまらないようです

一人暮らしの使用量の目安は、一人暮らしの電気・ガス使用量の平均は?検針票のkWh・㎥で多い少ないを調べる方法にまとめています。

ガスチョイス

ガスチョイスは、電気チョイスと同じ株式会社新生活ポータルが運営するガスの窓口です。
フォームで、連絡を希望する時間帯を選べます。
このサイトでは、関東の都市ガスの人向けに紹介しています。

タイプ2が向く人

  • 料金のしくみを、説明を聞きながら決めたい人
  • 電話でのやりとりが負担にならない人

検針票を手元に置いて、提案を聞いてから決めたい場合は、電気チョイスが使えます。

説明を聞いてから決めたい場合は
電気チョイス

電気の明細を用意してフォームから申し込むと、新電力から削減プランを無料で提案してもらえます。
キャッシュバックのキャンペーンもあります(条件あり)。

明細を用意してフォームから提案は無料

関東の都市ガスを相談したい場合は、同じ運営会社のガスチョイスもあります。
ガスチョイスで相談する →

※ 削減例は東京エリア・60A・月1,500kWhの条件で、一人暮らしの使用量とは違います。
最新の条件は公式サイトでご確認ください

4. タイプ3 一括見積もり

住まいの情報を入れて、地域のガス会社から料金プランの提案を受けるタイプです。
代表例は、プロパンガスのエネピです。

エネピの仕組み

項目 エネピ
運営 株式会社じげん(東証プライム上場)
どこで申し込むか エネピから紹介されたプロパンガス会社
紹介料 ガス会社が顧客を得たときだけ発生する
電話 来ることがある。エネピ自身が「電話がくる理由と対処法」の記事を出している
特典 お祝い金のキャンペーンがある(条件あり・都市ガスの切り替えは対象外)

エネピの値上げ補償

  • 対象は、エネピを通してプロパンガスを新しく契約した人です
  • 契約後1年以内に値上げがあった場合、1年分の差額相当を補償する内容です(上限あり)
  • 燃料費調整の変動は、補償の対象外です
  • 申請には、契約後1年間の検針票を使います

申し込みから切り替えまでの手順は、一人暮らしのプロパンガス一括見積もり|エネピで安くなる?申し込みから切り替えまでの手順にまとめています。

タイプ3が向く人

  • プロパンガスの部屋に住んでいて、料金が高いと感じている人
  • ガス会社と電話で話しながら決めてもかまわない人

プロパンガスの料金を、地域のほかのガス会社と比べてみたい場合は、エネピが使えます。

プロパンガスの料金を見直したい場合は
エネピ

住まいの情報を入れると、地域のプロパンガス会社の料金プランを無料で提案してもらえます。
お祝い金のキャンペーンもあります(条件あり)。

見積もりは無料プロパンガス向け

※ 賃貸の場合、ガス会社の切り替えには大家さん・管理会社の同意が要ることが多いようです。
最新の条件は公式サイトでご確認ください

5. タイプ4 引越しの手続きの代行

引越しのときに、電気・ガス・ネットの申し込みをまとめて頼むタイプです。
代表例は、株式会社メディアサービスが運営する電気の手続きサポートセンターです。

手続きの流れ

  1. 電話かフォームで問い合わせる
  2. 新居で使える会社を調べてもらい、オペレーターからプランの案内を受ける
  3. 旧居の解約と新居の申し込みを、オペレーターにサポートしてもらう
項目 電気の手続きサポートセンター
費用 無料
電話 来る。フォームに「携帯番号へ料金プランをお電話にてお知らせする事に同意します」の項目がある
代行の対象 電気・ガス・ネット
どこで申し込むか オペレーターを通して、新居で使う会社へ

キャッシュバックで確かめておくこと

  • 申し込みのときに、キャッシュバックを希望することをオペレーターに伝えておく必要があります
  • 条件に、ネット回線の新規契約などが入っている場合があります
  • キャンペーンは、予告なく終わったり変わったりする場合があります

タイプ4が向く人

  • 引越しの準備が重なって、手続きをまとめて頼みたい人
  • 電話で案内を受けながら進めたい人

自分で電気とガスを同時に乗り換える方法は、引越しで電気とガスを同時に乗り換える方法|一人暮らしの手続きをまとめるコツにまとめています。

引越しの手続きをまとめて頼みたい場合は
電気の手続きサポートセンター

電話かフォームで申し込むと、旧居の解約と新居の申し込みをオペレーターがサポートしてくれます。
代行の費用は無料です。
キャッシュバックのキャンペーンもあります(条件あり)。

代行は無料電気・ガス・ネット

※ キャッシュバックは、申し込みのときにオペレーターへ伝えておく必要があります。
最新の条件は公式サイトでご確認ください

6. 比較サイトを使う前に確かめること

比較サイトを使ったら、希望とは違う事業者と契約していたという相談が寄せられています(電力・ガス取引監視等委員会・消費者庁・国民生活センター、令和7年3月4日)。
申し込む前とあとに、次の4つを確かめておくと安心です。

契約先の会社名

  • 契約先は比較サイトではなく、電力会社・ガス会社です
  • 切り替えで聞かれる「現在契約している電力会社名」は、小売電気事業者の名称です。取次や媒介の事業者ではありません(電力・ガス取引監視等委員会、令和6年8月5日)
  • わからない場合は、検針票や請求書で確かめられます

シミュレーションの試算条件

  • 燃料費調整額を含まない比較で、自社の料金が有利に見える表示をしていた電力会社の例があります(令和8年3月2日の注意喚起)
  • どの会社のプランと比べた結果か、燃料費調整の計算方法がそろっているかを確かめてください

契約の書面

  • 小売事業者や代理店には、料金などの説明義務と、書面の交付義務があります(電気事業法2条の13・2条の14、ガス事業法14条・15条)
  • 書面は、契約するときと契約したあとに交付されます
  • 書面には契約先の事業者名も書かれているため、保管しておくと、あとで確かめられます

電話や訪問を断りたいとき

国民生活センターによると、電気・ガスの契約トラブルの相談では、10歳代・20歳代は訪問販売が8割近くを占めています(2024年12月6日公表)。
「管理会社から委託を受けた」と言われて切り替えたものの、管理会社は委託していなかった事例も紹介されています。

自分で申し込んだあとの電話

申し込み内容の確認や、提案の連絡です。
契約する気がない場合は、はっきり断ってかまいません。

頼んでいない訪問・電話

事業者名と連絡先を確かめてください。
わからない点がある場合は、その場で契約しないほうが安心です。

  • 切り替えの契約をしたあとでも、クーリング・オフなどができる場合があります
  • 困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや!)」で、近くの消費生活センターを案内してもらえます

7. ネット(光回線)の決め方

比較サイトや窓口には、ネット回線も扱うところがあります。
一人暮らしのネットは、スマホの会社のセット割で決めるのが早い場合が多いようです。

光回線を引ける部屋

スマホの会社のセット割が使える光回線から選ぶと、絞り込みが早くなります。

光回線を引けない部屋

工事のいらないホームルーターが候補になります。

8. よくある質問

Q1. 比較サイトを通すと、切り替えまでの日数は延びますか?

A. エネチェンジは、直接申し込んだ場合と同様と案内しています。
ほかのサービスは、申し込む前に公式サイトで確かめておくと安心です。

Q2. 比較サイトに載っていない電力会社には切り替えられませんか?

A. その会社の公式サイトから、自分で申し込めます。
比較サイトで比べられるのは、提携先が中心です(1. 比較サイトが無料で使える仕組み)。

Q3. 電気・ガスのセット割は、比較サイトで比べたほうが得ですか?

A. セット割そのものの割引は月31〜200円程度です。
各社の条件と金額は、一人暮らしの電気ガスセット割は得か|主要6社の条件と金額を公式で確認【2026年】にまとめています。

Q4. 比較サイトで申し込んだあと、契約の変更や解約はどこに連絡しますか?

A. 契約先の電力会社・ガス会社です。
電力・ガス取引監視等委員会も、契約内容の相談は契約先の電力会社に、と案内しています(令和6年8月5日)。

9. まとめ

4つのタイプの違い

  • タイプ1(比べて自分で申し込む):エネチェンジなど。問い合わせはフォーム中心です
  • タイプ2(電話で相談して決める):電気チョイス・ガスチョイス。担当者とのやりとりがあります
  • タイプ3(一括見積もり):エネピ。プロパンガス向けで、電話が来ることがあります
  • タイプ4(引越しの手続きの代行):電気の手続きサポートセンター。電話で手続きを進めます

使う前に

  • 比較サイトは紹介料で運営され、比べられるのは提携先が中心です
  • 契約先の会社名・試算条件・契約の書面を確かめておくと安心です
  • キャッシュバックの金額や条件は変わるため、公式サイトで確かめてください

電話が来るかどうかが先にわかっていると、比較サイトを使うときの身構えが少し軽くなりそうです。